増える就職留年生

増える就職留年生

 2013年2月1日の時点で厚生労働省が発表した内定率調査では、前年比で1.2ポイントの増加で81.7%で改善されていることが分かります。

 

 しかしその一方で就職留年生が増えていると、懸念するのは内定塾講師の阪口良平さんです。内定塾とは就職活動を行う学生のカウンセリングや自己分析を行ったり、企業の面接のアドバイスなどを行うセミナーや塾のことです。

 

 阪口さんの内定塾では毎年5月頃から大学の3年生に向けてのカリキュラム説明会を実施していますが、すでにこの時点で就職留年を決めている学生が多く参加しているといいます。

 

 

就職留年する学生の言い分もさまざま

 就職留年を決めている学生に言い分もさまざまですが、4月の選考で全て落ちてしまったので就職できる企業が無いとか、第一志望に落ちてしまったので来年もう一度挑戦しようと思っているなど人によっても理由は異なります。

 

 またなかにはもう中小企業しか残っていないので受験する気が無くなったとか、内定はもらったけど本命ではないのでもう1年やりたいと話す学生もいます。最近では大学側でも内定が貰えなかった就職留年生のために、安い学費でサポートするところも増えています。

 

 

苦労している既卒を選ぶ

 なかにはたしかに就職留年して、自分が希望するような企業に就職できる学生もいると思います。しかし就職を繰越して自分が希望するような企業に、エントリーシートが通過する保証などありません。

 

 またたとえ面接までたどり着いても、間違いなくなぜ就職留年したかその理由を聞かれます。この問題は内定が貰えずに卒業した既卒と比べても、企業の人事担当者からも良い印象を持たれないでしょう。既卒もなかなか就職できないで、たいへんな思いをしている方も多いはずです。

 

 しかしもし同じ能力であれば企業の人事担当者も楽して就職を試みる学生よりも、苦労しながらも就職活動を行う既卒のほうを選ぶでしょう。


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